大手町さくらクリニック

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

トモシンセシスとは

tomography(断層撮影)とSynthesis(合成)とを合わせた造語で、マンモグラフィ検査における新しいX線撮影技術です。

GE社 Senographe Prestina

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)とは

1回の乳房圧迫で、角度を変えながら低線量撮影し、複数枚の断層像を数ミリ単位で作り出す最新技術です。通常のマンモグラフィ(2D)の欠点であった正常乳腺と病変部の重なりを排除し、構造物を明らかにすることが可能になりました。

この技術はアジア人女性に多い高濃度乳腺(デンスブレスト)に大変有効です。

「乳房トモシンセシスアトラス」角田ひろ子監修
坂佳奈子著 医学と看護社より

2D撮影では見つけにくかった辺縁所見や構築の乱れが見つけやすくなったり、逆に重なりを取り除くことで病変は存在せず正常乳腺組織のみと判定できたりすることもあります。

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乳がん